シェル割れ修理 その2 エッジ修正~完成
こんにちわぁ。店長シミズです。
写真データの紛失で更新できなかった記事です・・・
なんとか写真が見付かったので、ちょっと説明不足な点もありますが、
ようやく完成までの記録を書くことが出来ました。
その1はこちら
http://blog.drumshop-apollo.com/admin/?mode=entry&eid=676738
?シェルのバランス調整



漏れ出した接着剤がカチカチになっているので、鉋とサンドペーパーで取り除きます。
そこでシェルの形がどうなっているかを計測。


バッチリ楕円です。しかもねじれる様に。。
出っ張った部分をクランプで押さえて、再度、数日間は室内で乾燥させて様子を見ます。

やや新円に近づいてきたので、エッジ部分の調整です。
平たい板を載せると写真のように低い部分と高い部分があることが分かります。
?エッジ部の修正
打面側のエッジの高さを揃えて、せめてヘッドがエッジにちゃんと当たるようにします。まず高い部分はエッジも真平らになっていたので、そこを削って打面の高さを整えることにしました。

次に元となるエッジの部分を決めます。50年も前のエッジなので新品がどんなのか分かりませんので・・・。あまり損傷が無く、レインフォースメントも外れたりしていなかった部分を器具で測定し、それに合わせて削っていきます。

よく内面角度○○度、外面○○度やハーフウンド型とか言いますが、ここでは無意味といえます。きちんと測定して綺麗に切り直すことは出来るでしょうが、その様な加工は個人的には好みません、無駄に綺麗になるだけなのでお奨めできません。
※基本的に当店ではエッジの加工などは行っておりません。
今回も使えるように修正する程度の加工です。経年劣化で丸くなっていたりするのもその楽器のカラーのうちだと思いますので、エッジの切り直しなど[:バッド:]言語道断!
?シェルの外面の修正

これも経年劣化でしょうか?シェルが中央樽型に膨らんでいます。日本太鼓のように、もともと樽状にシェルを形成してある場合もありますが、このままカバリングを巻いてもすぐに両エッジ部分が浮いてしまうので、外側をある程度平らにすることにしました。接着した部分は当て木をして接着したため平面になっているので、そこ以外のシェル中央部分を鉋で削ります。

ある程度削ってサンダーで均します。シェルの修正はこれで終了です。
数日間、乾燥室でしっかりと乾燥させカバリングを巻く工程に入ります。
?コメント
全く楽器としては使い物にならない損傷でしたが、何とか復活できたと言う感じ。勿論、元の音に戻すことは出来ませんが、今回のご依頼主の方はこのスネアに特別な思い入れがあり、完成に大変満足していただけました。
ご紹介した修理内容は全ての割れ修理に対応するものではありません。
割れている箇所の程度に合わせて都度、修理内容が異なりますので、補修箇所を実際に拝見してから修理内容を決定いたします。
シェル割れ修理 ¥10000~
今回の修理料金
■シェル割れ修理
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シェル補修 21000
カバリング張替 15750
その他パーツ補修 5250
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税込み合計 ¥42000-
お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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